春の植樹デーに向けて

 恒例の春の植樹デーについて、日程等問い合わせが次第に増えております。おかげさまで多くの人たちの支持を得て、昨年は2日間で約2000人の参加をみることができました。現在の足尾地区の人口を上回る勢いで喜ばしい反面、原点に立ち戻って考えてほしいことがあります。

 一見して、幼木林が立ち並び、少なくとも赤茶けた岩山の外観を脱した足尾砂防堰堤上流域ですが、実際にはその幼木林の足下は岩だらけの固い地面です。落ち葉が積み重なり、菌類や微生物によって分解された柔らかい黒土層ができるのは遠い将来の話です。また、一見して緑に見える部分の多くもクマザサなど、表土流出に多少の効果を期待できるものの、しっかりとした樹木による林の生長を妨げるやっかいものでもあります。

 皆様の熱い支持によってここまで発展してきた春の植樹デーですので、苗木提供を申し出てくださる方などは確保できるまでになりました。足りないのは土です。庭先の花壇をちょいと手入れをする、そういうわけにはいかないのが、ここ足尾の緑化なのです。

 そこで、春の植樹デーに参加を予定されている方々には是非、黒土1kgを持参してきてほしいのです。庭先から持参できる方もいるでしょう。他方、マンション暮らしで黒土がないという方もいらっしゃることでしょう。そんな場合は、ホームセンターで購入してきてください。

 「面倒だ!」と敬遠する声が聞かれることでしょう。でもそのまさしく面倒なことを下作業でやっているから、植樹ができるのです。春の植樹デーが始まった当時、参加者全員が、すべて持ち出しで始まったのです。掘る道具、苗木、土、水……。原点に立ち返りましょう。皆さん、持参できるものはすべて持参してきてください。そして、原点に立ち返って、恒例の春の植樹デーを長く続けられる伝統ある行事にしていきましょう。

 

〈体験植樹のご案内〉

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足尾に緑を育てる会は、2018年1月より、Panasonic NPOサポート ファンドの助成を受けています。